はじめに
久しぶりにレビューを書こうと思い、こちらにアクセスしました。今回は2024年7月に購入した機種についてお話しします。
購入機種
購入したのは、Lenovo copilot pc Yoga Slim 7x Gen 9です。
製品詳細
- 14.5インチ
- Snapdragon X Elite X1E-78-100
- メモリ32GB
- SSD1TB
- 重量1.28kg
- カラー:コズミックブルー
- 型番:83ED002PJP
特徴
- 最新のQualcommプロセッサー搭載(X1E-78-100、4グレード中の下位モデル)
- メモリ32GB(LPDDR5X)
- 32bitカラーディスプレイ + X-Rite Color Assistant(ソフトウェアキャリブレーション対応)
- 20万円以下の価格帯(2024年10月初旬には18万円まで下がりました)
- 14.5型 3K (2944x1840) 有機ELディスプレイ、リフレッシュレート90Hz
使用感と課題
初期の問題点
Adobeソフトの対応状況
2024年10月25日現在、以下のアプリが正式に動作します:
- Adobe Acrobat(32ビットのみ)
- Adobe Acrobat Reader(32ビットのみ)
- Adobe Express
- Adobe Firefly
- Adobe Illustrator(ベータ版、英語ローカルのみ)
- Adobe InDesign(ベータ版)
- Adobe Photoshop
- Adobe Photoshop Lightroom
- Adobe Premiere Pro(バージョン23.6.8)
- Adobe Media Encoder(バージョン23.6.8)
Adobe PhotoshopとLightroomはArm版で提供されています。
非公式な対応方法
既存のx86/x64パソコンからアプリをコピーすることで、以下のアプリも動作可能です:
- Adobe After Effects (25以降)
- Adobe Illustrator (24以降)
- Adobe InDesign
- Adobe Media Encoder (23.6.8以降)
- Adobe Premiere Pro (23.6.8以降)
ただし、一部機能に制限があります。
プリンタードライバーの問題
大手プリンターメーカーの多くが非対応です。
解決策として、以下の製品を購入しました:GMKtec mini pc AMD Ryzen 7 5700U
OSの安定性
x86/x64と比較すると、動作の安定性は高いです。
ただし、Prismの初回起動時や一部エミュレータ使用後に不安定になることがあります。
Wi-Fiドライバーの問題
Wi-Fi接続が突然できなくなる症状があります。アダプターのリセットと再起動で解決しますが、予測不可能な問題です。
驚いた点
- USB4とThunderbolt 4対応
- 優れたキャリブレーション機能
- Wi-Fi7の各メーカーの対応状況
- グラフィックドライバーの仕様(4K出力は60Hzまで)
結論
Arm Windows搭載のこの機種は、いくつかの課題はあるものの、安定性と性能面で魅力的です。
Thunderbolt 4対応ケーブルについては、@uzuky(https://x.com/uzuky)さんの販売するケーブルがコストパフォーマンス良くおすすめです。
Dell のモニターについてきた 1mの Thunderbolt4 ケーブル (未使用/認証済/Type-C/USB4の上位互換) がたくさんあるので誰か買ってくださいhttps://t.co/b16kXqXook
1本950円です。
送料180円で、合計金額にアズカリの手数料4.4%がかかります。
2本毎にAtoCケーブル1本つきます pic.twitter.com/ySoYDL23AN— うづき (@uzuky) 2024年10月2日
購入リンク